2004.05.29
採血によるアレルギー検査が出来る項目数をご存知でしょうか?実に180種類以上あります。
実際に検査をするのは、診療報酬請求上の制限もあり(現在では1回の検査で13項目まで)ますし、どの項目を検査するかは、患者様の症状の原因や料金の負担を考えながら、診察時に選択いたします。
同じグループにおける複数(5~6種類)のアレルゲンを1つの項目として検査することもできます。
どのアレルゲンに感染しているかはわかりませんが、グループ別に知ることができ、原因アレルゲンの絞込みが容易になります。
下記にこのグループ別検査の情報をご紹介します。
■カビのグループ
カンジタ ・ アスペルギルス ・ アルテルナリア ・ クラドスポリウム ・ ペニシリウム ・ ヘルミントスポリウム
■イネ科のグループ
ハルガヤ ・ カモガヤ ・ オオアワガエリ ・ ギョウギシバ ・ アシ
■雑草のグループ
ブタクサ ・ ヨモギ ・ アキノキリンソウ ・ フランスギク ・ タンポポ(属)
■動物上皮のグループ
ネコ皮屑 ・ イヌ皮屑 ・ モルモット上皮 ・ ラット ・ マウス
■食物のグループ
卵白 ・ ミルク ・ 小麦 ・ ピーナッツ ・ 大豆
■穀物のグループ
小麦 ・ 米 ・ ソバ ・ ゴマ ・ ソウモロコシ
咳、くしゃみ、鼻水、目の痒みなどの症状がありましたら、早めの受診・早目の検査・早目の治療をお勧めいたします。
アレルギーのシーズンには、ご予約いただいても診療日時により待ち時間が多くなることがございます。
患者様のお話を良くお聞きし、納得していただける診療を!と心がけておりますので、お時間に余裕をもってお越しくださいますようお願いいたします。